【スプレッドシート】IFERRORを使ってVLOOKUPのエラーを表示させない
本記事では、スプレッドシートのVLOOKUP関数で出る「#N/A」エラーをIFERROR関数を使って非表示にする方法を解説していきます。
目次
IFERROR関数とは
まず、IFERROR関数について簡単に解説します。
IFERROR関数とは、エラーの場合とそうでない場合を分岐することができる関数です。
エラーの場合は、空白や任意の値を返すことができます。
IFERROR(値, [エラー値])
スクロールできます
引数 | 説明 |
---|---|
値 | エラーかどうかを調べたい値や関数などを指定 |
エラー値 | [省略可]値がエラーの場合に表示する値 |
IFERROR関数については「スプレッドシートIFERROR関数の使い方|エラーの場合に任意の値を表示させる」で詳しく解説しています。気になった方は参考にしてみてください。
VLOOKUP関数は条件に一致した値がないと「#N/A」が表示される
VLOOKUP関数のエラーについても少し解説しておきます。
VLOOKUP関数は検索キーを指定し、その検索キーに一致した行のデータを返す関数ですが、検索キーに一致した行がない場合は「#N/A」が返されます。
「#N/A」はエラーの一種で、値がないことを意味しています。
VLOOKUP関数とIFERROR関数でエラーを非表示にする
上記で説明した「#N/A」をIFERROR関数を使って非表示にしたいと思います。
画像例は「トマト」の金額をVLOOKUP関数で取得したいのですが、B3:B6
に「トマト」がないためエラーになっています。
以下のように修正してみましょう。
=IFERROR(VLOOKUP(B9,B3:C7,2,false))
第二引数を指定することで空白以外の値を返すことも可能です。
まとめ
今回はVLOOKUP関数の「#N/A」をIFERRORで非表示にする方法をご紹介しました。
IFERROR関数はVLOOKUP関数だけでなく、他にも様々な関数と組み合わせることができます。
ぜひ本記事を参考に試してみてください。