【スプレッドシート】QUERY関数とIMPORTRANGEで別シートのデータを抽出する
本記事では、スプレッドシートのQUERY関数で別シートを参照する方法を解説していきます。
QUERY関数について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
目次
QUERY関数とIMPORTRANGE関数を組み合わせる方法
QUERY関数で別シートを参照するには、IMPORTRANGE関数と組み合わせて使用します。
=QUERY(IMPORTRANGE(シートURL,範囲),”select Col1,Col2 where Col1 is not null”)
QUERY関数の第一引数にIMPORTRANGEを組み込みます。
列の指定はColに変更
QUERY関数で別シートを参照する場合、条件の指定に注意が必要です。
通常であれば列を指定すれば良いですが、IMPORTRANGE関数と組み合わせる場合は「Col1,Col2,…」に変更しなければいけません。
IMPORTRANGEを複数使ってシートを結合させる方法
QUERY関数では2つ以上のシートを結合することも可能です。
=QUERY({IMPORTRANGE(シートURL,範囲);IMPORTRANGE(シートURL,範囲)},”select Col1,Col2 where Col1 is not null”)
複数のシートを結合させる場合は、QUERY関数の第一引数を「{}(波カッコ)」で囲み「;(セミコロン)」で繋げます。
同じシート内の複数範囲の結合についてはこちらの記事で解説しています。
まとめ
今回は、スプレッドシートのQUERY関数とIMPORTRANGE関数を組み合わせて別シートを参照する方法をご紹介しました。
QUERY関数をマスターすればできることの幅が広がります。ぜひこの機会に基本的な使い方を身につけましょう。
QUERY関数の使い方
スクロールできます
ー | クエリ | 解説 |
---|---|---|
基礎 | select | 抽出する列を指定する |
基礎 | where | 抽出する条件を指定する |
基礎 | order by | 抽出するデータの並び替えを行う |
基礎 | group by | 抽出する列のデータ集計を行う |
基礎 | label | 抽出するデータの見出しを変更する |
応用 | ー | IMPORTRANGE関数と組み合わせて別シートを参照する方法 |
応用 | ー | 複数の範囲・シートを結合させる方法 |
応用 | where | 空白行だけを抽出・除外する方法 |
応用 | where | 複数の条件を指定する方法 |
応用 | where | 条件指定をセル参照にする方法 |
応用 | where | 条件指定に日付を使う方法 |