スプレッドシートのCOUNTA関数で値の個数をカウント

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本記事では、スプレッドシートのCOUNTA関数の基本的な使い方をご紹介します。

よく似たCOUNT関数との使い分けについても解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

スプレッドシートCOUNTA関数の使い方

まず、COUNTA関数の基本的な使い方です。

COUNTA(値1, [値2, …])

引数説明
値1カウントする最初の範囲
値2[省略可]カウントする追加の範囲

実際の使い方は以下のサンプルをご覧ください。

COUNTA(A2:A8)

COUNTA関数は値を数えたい範囲を指定するだけで使用できます。

複数範囲をカウントする場合はカンマで区切る

第2引数を指定すれば複数の範囲でカウントすることが可能です。

COUNTA(A5:A11,C5:C11)

範囲と範囲の間は「,(カンマ)」で区切るようにしましょう。

COUNTA関数を使うときの注意点

スプレッドシートのCOUNTA関数を使う際は注意が必要です。

以下のサンプルをご覧ください。

指定しているA3:A9の範囲は空欄にもかかわらず、COUNTA関数の結果は「7」と返ってきています。

これは、空欄に見えているだけで実際には空欄ではないためこのような結果になっているのです。

COUNTA関数では純粋な空欄以外はカウントされる

以下の表をご覧ください。

数値やテキストはもちろん、数式の結果が空白の場合もCOUNTA関数ではカウントされてしまいます。

スペースが入っている場合もカウントされてしまうので、意図しない結果が返ってくる場合は純粋な空欄になっているか確認してみると良いでしょう。

COUNTA関数とCOUNT関数の違い

COUNTA関数と似た関数にCOUNT関数というものがあります。

COUNTA関数とCOUNT関数の違いは以下の通りです。

COUNTA空白以外をカウント
COUNT数値をカウント

COUNT関数についてはこちらの記事をご覧ください。

そのほかのカウント系の関数については以下の記事で詳しく解説しています。こちらもチェックしてみてください。

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