数値をカウントするCOUNT関数の使い方【スプレッドシート】
本記事では、スプレッドシートのCOUNT関数の基本的な使い方をご紹介します。
よく似たCOUNTA関数との違いもまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。
COUNT関数の基本的な使い方
まずはCOUNT関数の基本的な使い方です。
COUNT(値1, [値2, …])
引数 | 説明 |
---|---|
値1 | カウントする範囲です。 |
値2 | [省略可]カウントする追加の範囲です。 |
具体的な使い方はこちらのサンプルをご覧ください。
COUNT関数は、数値を数えたい範囲だけを指定することで使えます。
範囲が複数列の場合はカンマで区切る
COUNT(A2:A8,C2:C8)
カウントしたい範囲が複数の列にまたがる場合は、「,(カンマ)」で区切ることで数えることができます。
COUNT関数を使う時の注意点
いざCOUNT関数を使って数値の個数をカウントしてみると、間違った結果が返ってくる場合があります。
以下のサンプルを用意しました。
本来ならば「7」という結果が返ってくるはずですが、「0」という結果が返ってきているはずです。
これは、実際に数字に見えていても書式上「文字列」として入力されているためです。
COUNT関数で数値をカウントする際は、範囲内の値が全て数値であることに注意しましょう。
COUNT関数でカウントされるもの
そのほかCOUNT関数でカウントされるもの・されないものをご紹介します。
COUNT関数でカウントされるものは以下の8つです。
日付や時間、通貨なども数値のためCOUNT関数でカウントされます。
COUNT関数でカウントされないもの
反対にカウントされないものは以下の4つです。
画像の通りテキスト系はCOUNT関数でカウントされません。また、数式の結果が空白の場合もCOUNT関数には含まれないことを覚えておきましょう。
COUNT関数とCOUNTA関数の違い
COUNT関数と似た関数にCOUNTAというものがあります。
COUNT関数とCOUNTA関数の違いは以下の通りです。
COUNT | 数値のみをカウント |
COUNTA | 空白以外をカウント |
COUNTA関数については以下の記事で解説していますので、気になる方はチェックしてみてください。
そのほかのカウント系の関数についてはこちらの記事で詳しく解説しています。