スプレッドシートのCOUNTIFS関数で日付を指定する方法

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スプレッドシートのCOUNTIFS関数で日付を指定しようとしても、うまく表示されなかったことはありませんか?

本記事ではCOUNTIFS関数の基本的な使い方と日付を指定する方法をご紹介します。

目次

COUNTIFS関数の基本的な使い方

COUNTIFS関数とは、指定した範囲の中から複数の条件に一致したものがいくつあるかカウントする関数です。

似た関数にCOUNTIF関数がありますが、違いは条件を「一つだけ指定するか」「複数指定するか」です。

COUNTIFSの構文

COUNTIFS(条件範囲1, 条件1, [条件範囲2, 条件2, …])

引数説明
条件範囲1条件1に当てはまっているものがあるか検索する範囲
条件1条件範囲1で指定した範囲の中で指定する条件
条件範囲2[省略可]2つ目の条件範囲
条件2[省略可]2つ目の条件範囲で指定する条件

・複数の条件範囲・条件を指定することができる
・2つ目以降の条件範囲は条件範囲1で指定した範囲と同じでないといけない

COUNTIFSの使い方は上記の通り、条件の範囲と条件をセミコロンで区切って繰り返し指定します。

条件を複数指定する場合、その範囲は全て同じにする必要があるのでその点だけ注意してください。

COUNTIFS関数で日付を指定する方法

それでは実際にCOUNTIFS関数の条件で日付を指定する方法をご紹介します。

サンプルとして、以下のようなシートを用いて説明していきます。

日付に一致した行をカウント

まずは特定の日付に一致した個数をカウントする方法です。

COUNTIFS(A2:A13,”2022/07/02″)

条件範囲に日付が入っている範囲を指定し、条件に日付を指定します。日付が入っているセルを指定しても良いですし、日付を直接指定しても問題ありません。

◯日以降や◯日以前に一致した行をカウント

次に指定した日付以降・以前をカウントする方法です。

COUNTIFS(A2:A13,”>=2022/07/02″)
COUNTIFS(A2:A13,”<=2022/07/02″)

日付を指定する際、不等号も一緒に指定するのがポイントです。セルで指定する場合、不等号は「””」で囲んで「&」で繋げるようにしましょう。

COUNTIFS(A2:A13,”>=”&D3)
COUNTIFS(A2:A13,”<=”&D3)

特定の期間に一致する行をカウント

最後に特定の期間に一致したものをカウントする方法です。

CONTIFS(A2:A13,”>=”&D3,A2:A13,”<=”&D4)

指定の仕方は「◯日以降や◯日以前に一致した行をカウント」と同じです。条件2として指定することで「特定の期間」をカウントすることができます。

COUNTIFS以外のカウント系関数

今回ご紹介した中の「日付一致」「◯日以降」「◯日以前」などのように条件が1つだけの場合は、COUNTIFという別の関数でも実現できます。

何かをカウントする関数は他にもあるので、よく使うものを以下に記載しておきます。カウント系の関数は他にもありますので、詳しく知りたい方は公式ドキュメントで調べてみてください。

COUNT指定した範囲の中に数値が何個あるか調べる関数
COUNTIF指定した範囲の中に指定した条件に一致するものが何個あるか調べる関数(条件は1つのみ指定)
COUNTA指定した範囲の中に空白以外のデータが何個あるか調べる関数
COUNTBLANK指定した範囲の中に空白のセルが何個あるか調べる関数

スプレッドシートでよく使うカウント系の関数については、こちらの記事でチェックしてみてください。

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