スプレッドシートWEEKDAY関数の使い方｜日付から曜日を取得する
本記事では、スプレッドシートのWEEKDAY関数について解説していきます。
具体例を使いながら解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
スプレッドシートのWEEKDAY関数
スプレッドシートのWEEKDAY関数は、日付から曜日を取得できる関数です。
指定した日付に対応する曜日を数値で返します。
公式ドキュメント
公式ドキュメントにも記載されているように、WEEKDAY関数は◯曜日と表示できるわけではありません。詳しくは後述しますが、WEEKDAY関数は曜日を0〜7の数値で返すので使い方には注意が必要です。
WEEKDAY関数の使い方
WEEKDAY関数の使い方は下記の通りです。
WEEKDAY(日付, [種類])
| 引数 | 説明 |
|---|---|
| 日付 | 曜日を取得したい日付を指定します。 |
| 種類 | [省略可 – デフォルト1]1〜3の値を指定します。 ・1の場合・・・日曜日からカウントし日曜日を1とする ・2の場合・・・月曜日からカウントし月曜日を1とする ・3の場合・・・月曜日からカウントし月曜日を0とする |
第2引数の種類は、基本的に省略（日曜日からカウント）で問題ありません。月曜日を週の先頭にしたい場合は2を指定しましょう。
種類で指定する値別の各曜日の値は以下のようになります。
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 種類で1を指定 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
| 種類で2を指定 | 7 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 |
| 種類で3を指定 | 6 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
WEEKDAY関数を使った例
実際にWEEKDAY関数を使って、日付から曜日を取得してみましょう。
A列の各日付の曜日をB列に表示する
今回はB列に曜日を表示したいので、まずB2セルを選択しておきます。
=WEEKDAY(A2)
B11セルまで関数がコピーできたら完了です。1〜7の数値が順番に並んでいるはずです。
このようにWEEKDAY関数は日付から曜日の値を取得することができます。しかし、実際は曜日を値のまま使用することはほとんどありません。
次は、WEEKDAY関数で取得した曜日の値を使って「◯曜日」と表示させてみましょう。
WEEKDAY関数で取得した値を使って◯曜日と表示させる
最初にご紹介したように、WEEKDAY関数だけでは「◯曜日」と表示させることはできません。そのため、ここではVLOOKUP関数と組み合わせて曜日を表示させたいと思います。
WEEKDAY関数とVLOOKUP関数で日付から曜日を表示する
VLOOKUP関数で参照するために、曜日と値が紐づいたテーブルを用意します。
今回はD列に値、E列に値に紐づいた曜日を入力しました。
=VLOOKUP(WEEKDAY(A2),$D$2:$E$8,2,false)
B2セルの関数を修正したらB11セルまでコピーします。これで「◯曜日」と表示させることができました。
まとめ
今回はスプレッドシートのWEEKDAY関数の使い方を解説しました。日付から曜日を表示させるには、表示形式の変更が一般的ですがWEEKDAY関数を使うケースもあります。
使い方は難しくないので、ぜひ覚えておきましょう。
